2009年08月06日

アレンエドモンズのサンフォード3

とても気に入ったので
色違いで3足揃えました。


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以前、タンとバーガンディの
サンフォードをご紹介しましたが、

今回ご紹介するのは
最もアレンエドモンズらしい
雰囲気を醸し出す
黒のサンフォードです。

なんといったらいいのでしょうか。

美人じゃないけど気になるとか、

無骨だけど洗練されているというか、


アレンエドモンズには
ほかにはない独特の魅力があります。


ちょっと野暮ったいけど、
なぜか惹かれてしまう。

とにかく味のある靴だと思います。


価格的にもこなれていますし、
何よりも、伝統を頑なに守っているところがいい。

アレンエドモンズって
好きな人は好きだけど、

総じて評価が高くないのが
ちょっと気になります。

20年後も30年後も古いと言われない靴で
しかもいまだに5万円台で買うことができる。

本当はもっと評価されて
しかるべきだと思っています。

この靴だって
かれこれ四半世紀経っていますが、
堂々として面構えで、
古さなど感じられません。

いかがでしょうか。
posted by ojioji at 15:57| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PEAL&Coのウィグモア

これはかれこれ
25年前のシロモノになります。


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今は無きイギリスのビスポーク・シューメーカー
PEAL&Coの名前を冠した
ブルックスブラザーズの
センターエラスティックスリッポン・
ウィグモアです。

ややこしいのですが、
ブランド名はPeal&Coで
売っているのはブルックスブラザーズで
メーカーはエドワードグリーンになります。

エドワードグリーン製なのですが、
ラストはよくわかりません。

手書きで777と書いてあるようなのですが、
そんなラスト聞いたことがありません。

トゥは202よりも少し緩やかなラウンドトゥで
ちょっと古臭い感じですが、

全体のバランスがいいので
とても洗練された雰囲気を醸し出しています。

着脱が便利で、応用力があるデザインなので
結構頻繁に履いていました。

実は同じデザインの黒も所有しているのですが、
それはまた改めてご紹介しようと思います。

とにかく好きで良く履きました。

おかげで結構あちらこちらに傷があります。

本来はダークブラウンなのですが、
傷を目立たなくするために最近は
もっぱら黒のKIWIで磨いているので、

さらにアンティーク感が加味されて
いい感じになっています。

靴を育てるって、こういうことを
いうのだと思います。

履いて履いて履き抜いて、
そのヘタリ加減に手を加えて
カッコ良くエイジングさせていく。

これが楽しくて仕方ありません。

歳をとっても渋くてかっこいい人。
それと基本は同じだと思います。

自らもカッコ良くエイジングしたいものです。
横浜信濃屋の白井さんのように。
posted by ojioji at 15:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月30日

エドワードグリーンのバッキンガム2

デザインと履き心地の
両方で満足しています。


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以前ご紹介したバッキンガムが
とてもいい感触だったので、
ほぼ同時期に購入したのが、こちらの
エドワードグリーンのバッキンガムです。

ロゴは
MADE BY
EDWARD GREENと
刻印された古いタイプのものです。


私の場合、一度気に入ると、同じものを
いくつも買ってしまう悪い癖があって、
これもご多聞に洩れず、
茶と黒と両方を揃えました。

フルサドルタイプのスリッポンは
普通、足入れ部分がタイトで
痛い思いをするものが多いのですが、

これはなぜかジャストフィットで
しかもデザインもいいので
うれしくなって2足も
買ってしまった次第です。

両方ともラストは184ですが、
茶の方が少しタイトだったので
ハーフサイズアップにしました。

買った当時は少し緩めでしたが、
恰幅が良くなったいまでは
ジャストフィットになりました。

ただ、茶色と違って黒は
合わせる服を選びます。

どちらかというと
ONのちょっと着崩す時に
重宝するタイプです。

そろそろ20年目ですが、
2度目のオールソールをしようと思っています。

私が所有している
エドワードグリーンの中では
タフで使用頻度も高い靴だったりします。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 10:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

1.汚れを落とすとき

汚い靴は思い切って
水洗いします。


靴の手入れの基本は、
磨く前に必ず汚れを落とすことです。

やり方は
汚れの程度によって変わりますが、

あまり汚れがない場合は、
軽くブラッシングをして、
水につけて固くしぼった布で
靴を磨く時と同じ要領で拭くだけにしています。

このときは、特にクリームやワックスを塗りません。

かなり汚れている場合や、
トウのハイシャイン部分をぶつけて
軽く傷ついている場合などは、

ベンゼンなどの揮発油を布に染み込ませて
すべてのワックスやクリームを
取り除くようにしています。

市販のクリーナーや
リムーバーといわれているものは、

余計な成分が混入されているようで
どうしても、磨いた時の光沢の
切れが悪くなってしまうので、

私の場合は使わないようにしています。


雨にぬれた場合は、
サドルソープを使って水洗いをしています。

水シミが一番嫌いなので、
靴全体を濡らして、シミの元になる汚れを
洗い流してしまいます。

汚れがひどい時などは
スニーカーを洗うがごとく
目の荒いスポンジで
ゴシゴシやるときもあります。

でも、革って意外にタフで
少々荒治療をしても、きちんと
乳化性クリームでメンテナンスすると
きれいに元に戻りますよ。

いずれの場合も、コバの部分の汚れを
しっかり落とすと、よりキレイに見えます。

もし、雨に当てて無残な姿になってしまった
靴があったら、実験として洗ってみてください。

もしかすると、生き返って
またローテーション入りするかも知れませんよ。
ラベル:靴の手入れ
posted by ojioji at 12:38| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 靴の手入れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アレンエドモンズのコードバンフルブローグ ケンブリッジ

流行とは
まったく無縁の靴です。


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1988年に神田小川町にあった
平和堂靴店で購入した
アレンエドモンズの
コードバンフルブローグ
ケンブリッジです。

それにしても
アレンエドモンズはほんとうに
無骨なデザインです。

「いやなら履かなくていいよ。」
と言わんばかりの
堂々とした面構えは、
ジョンストン&マーフィーの
コードバンフルブローグとは
一味違った風格があります。

コードバンの革質は
20年前のものの割には
光沢がいまいちありません。

とはいえ、作りはしっかりしていて
アレンエドモンズ独特の
柔らかい履き心地です。

実はアレンエドモンズの
ケンブリッジも
マクアリスターも
ブロードストリートも
同じデザインのようです。

コードバンをケンブリッジ
カーフやスエードをマクアリスター
コンビをブロードストリートと
言い分けているようです。

この3モデルとも所有しているので
今度、比較してご紹介します。

お楽しみに。
posted by ojioji at 11:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

ロイドフットウエアのサドルオックスフォード

ロイドフットウエアの
良心を感じます。


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確か1998年位だと思います。

たまたまロイドフットウエアの
銀座店の前を通ったら、
ショウウィンドウに
黒のサドルオックスフォードが
飾ってあって、

キングストンのように見えたので、
ちょっと試してみようと店に入り、
フィッティングしたのですが、

マスターロイドではなく、
ワンランク下のグレードで、
メーカーはクロケット&ジョーンズでした。

履き心地はキングストンとは
だいぶ違いましたが、

かといってめちゃくちゃ悪いわけではなく、
形はそれなりに美しいので、
悩まず購入しました。

価格は4万円だったと思います。

この靴、意外とよく出来ていて、
革のクオリティは結構高く、
構造もアッパー・パイピング・ライナーの
三層構造で、キングストンのように
途中で切れていたりはしていません。

ソールもチャネルソールで
半カラスで仕上げてありました。

ラストこそ330ではなく317ですが、
マスターロイドと大差ない出来なので
井上店長に聞いてみると、

このクラスはコスト的に割が合わないとのこと。

逆にいえば、超お買い得ということでした。

フィッティングも
330ほどではないですが、
さすがロイドフットウエアの靴、ドンピシャでした。

つい先月もこの靴を履いて、
みなとみらいから、馬車道、中華街、元町、
港の見える丘公園、山手教会を経て、
本牧まで2時間半掛けて歩きましたが、
マメひとつできずに平気でしたよ。


ロイドフットウエアの靴は、良心的です。

フィッティングもきちんとしてくれますし、

十万円は出せないけど、
本格靴が欲しいという方にはお勧めです。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 02:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

はじめて靴を下ろす時

靴の手入れは
何より最初が肝心です。


既製靴の場合、
買ったばかりの時は、
実はかなり乾いています。
油分も足りていません。

ベルルッティなどは
カラリストがパティーヌしてから
渡されるので問題ないのですが、

それ以外は履く前に必ず
ポリッシュをする必要があります。

私の場合は、まずモブレイ(以前はメルトニアン)
の乳化性クリームで磨くようにしています。

乳化性のクリームは、
布につけて塗ってもいいのですが、

私は専用の小さなブラシを使っています。

靴専門店や東急ハンズなどで売っています。
(税込420円です)

紐靴であれば、必ず紐もはずします。
アッパーとウエルトの間もブラシでしっかり
擦り込みます。

その後に大きなブラシを掛けて
余計なクリームをそぎ落としていきます。

乳化性クリームの場合は、
布よりブラッシングの方が光沢がでるように思います。

私は一度ブラッシングしてクリームを均一に伸ばし
5分10分置いて馴染ませた後で、もう一度ブラッシングします。

それだけで艶がかなり違ってきます。

そして、最後につま先だけ
ハイシャインのために
KIWIかモブレイのワックスで磨きます。

ポイントはワックスを指先で
擦り込むように塗ること。

ワックスで革の毛穴を埋める。
そんな感覚で塗っていきます。

そして水を付けて布で磨いていきます。

ワックスを指で塗る。水を付けて布で磨く。

これを20回程度やると、
天井の照明がくっきり写るくらい
ピカピカになります。

布はキメが細かいものがいいです。

ベルルティのカラリストでもある
井上源太郎さんは、シルクのハンカチが一番光る
とおっしゃっていましたが、

私にはそんな余裕はないので、
着古しのTシャツや肌着などを使っています。

そして、フィニッシュには
妻の古ストッキングを使うこともあります。

いいストッキングの方がよく光ります。

ハイシャインのポイントですが
足の指の付け根より後ろの部分を
ワックスがけすると、
実際に履いて歩いた時に
必ずクラックが入ってしまいます。


それがあまり好きではないので、
トゥ部分を徹底的に磨き、
甲の部分はグラデーションにしています。


それから、ライナーやソックシートにも
軽くデリケートクリームを塗っておくと

傷が付きづらく、長く履くと
琥珀色のいい感じに光ってきますよ。

最後にソールは磨く必要はないと思います。

変にオイルを入れると、滑りやすくなりますし
エドワードグリーンのソールなどは、

履き込むといい感じで細かく毛羽立って
グリップ力が増すので、

いじらない方がいいです。


全行程でだいたい30分位掛けてやっています。

でも、その30分を掛けるか掛けないかで
将来のモチが、10年も20年も変わってきます。
ラベル:靴の手入れ
posted by ojioji at 19:18| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の手入れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

靴を長持ちさせるために

靴も人間の肌も
基本はいっしょです。


たとえば女性の化粧品でも
肌の健康を保つ基礎化粧品と
おめかしをするファンデーションや
リップがあるように、

靴も
革の状態を維持するためのクリームと、
光輝かせるためのワックスを
使い分ける必要があると思います。

KIWIなどのワックスにも
多少保革成分は含まれているようですが、
革の状態維持のために大切なのは保湿。
乳化性のクリームに勝るものはありません。

どんなに表面的に磨いても
革の状態が悪いと、
その光具合に冴えがありません。

よく女性が化粧乗りが
悪いっていうじゃないですか。
まさにその状態です。

化粧乗りを良くするためには
洗顔をして、保湿をして、それから化粧をする。

靴も同じように
@汚れを落として、
A保湿をして、それから
B化粧(ハイシャイン)をするのが
正しい手入れ法だと思っています。

すくなくとも、@とAをきちんとやれば
革は20年でも30年でも
いい状態を保ってくれます。

逆にいえば、いい状態を保てば、
勝手に革が輝いてくれるともいえます。

@ABの具体的な手入れ方法については
また、順を追って改めてアップしたいと思います。

どうぞ、お楽しみに。
ラベル:靴の手入れ
posted by ojioji at 15:08| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 靴の手入れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジョンストン&マーフィー ビンテージフルブローグ

絶対に手放したくない
靴のひとつです。


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古き良き時代を代表する
ジョンストン&マーフィーの
ビンテージフルブローグです。

おそらく
1960年代のものだと思いますが、
ビスポークシューズのような
丁寧で細かい作りに、
惚れ惚れしてしまいます。

まずトゥシェイプ。
カップは小さめで鼻先も短めですが、
アメリカ靴特有の6アイレットで
なんともいえない絶妙なバランスを保っています。

またステッチはご多聞に洩れず非常に細かく、
ブローグまわりはすべてダブルステッチで
その間隔は0.3ミリもない細かさです。


コバも適度にはっているのですが、
土踏まずあたりの絞り込みは圧巻で、
見事なベベルドウエストになっています。

昔、ビームスでジョンストン&マーフィーの
ハンドメイド仕様を10万円で扱っていましたが、
当時の製品よりも、
できは上じゃないかと勝手に思っています。

実はこの靴も以前、
天神山のブログにご掲載いただいています。

http://blogs.yahoo.co.jp/ginza645/42975315.html

天神山の店長I氏やオーナーのM氏には
いつも大変お世話になっているので、

今度、いくつかの私のコレクションを店頭に並べて
お客様との会話に役立てていただこうかと思っています。

そういえば今週の天神山メンズスタイルのブログの
コーディネートに使われていた靴は
ジャンバディのセミブローグでしたね。

スーツやジャケットといった服だけでなく、
靴を含めたトータルコーディネイトの提案は
本当にありがいと思います。

ましてや横浜信濃屋白井さん直伝ともあれば尚更です。

素晴らしいコーディネイトの提案のために
是非、私のコレクションをご活用いただきたいと思います。

さらには、これらをサンプルにして
古き良き時代を彷彿とさせる
オリジナルシューズができたら、ハッピーですね。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 14:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

フローシャイムのKENMOORの新旧の違い

左が70's、
右が60'sです。


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ある方から質問を頂戴したので、
写真付きで解説させていただきます。

以前、フローシャイムのロングウィングチップを
ご紹介した時に、60年代までのものと
70年代以降のもので、羽根のデザインが
若干違うという話をさせていただいたのですが、

写真向かって左側が70年代、
向かって右側が60年代のものです。

左の70年代のものは、
羽根の部分(紐で結んである部分)が直線的ですが、
右の60年代のものは
羽根の部分がゆるいカーブを描いているのが、
おわかりいただけると思います。

並べて置いてみると、よくわかると思います。

大した差ではないのですが、
カーブがある古いデザインの方が
クラシカルで、雰囲気がいいと個人的には思っています。

いかがでしょうか。
posted by ojioji at 21:58| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 靴の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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