2010年05月06日

アレンエドモンズのマクニール

いろんな意味で安定感のある靴です。

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今回はじっくり育てて、いい感じで年季の入った
アレンエドモンズのロングウイングチップ・マクニールです。

フローシャイムのケンムールと並んで
アメリカを代表するドレスシューズとして君臨する
いまだに生産が続けられている、由緒正しきロングウイングです。

これは彼此30年ほど前のもので、
革質も良く、酷使をしたにもかかわらず、良く光ります。
というか、履き込んでいてもきれいに磨かれた靴は
なんともいえない魅力がありますよね。

ソールもなめしがいいせいか、減りが少なく
ヒールこそ2回リペアしましたが、
ソールはいまだに現役で頑張っています。

私が毎日欠かさず見ている人気ブログ・ひと日記の
白井さんのコーディネートで
紹介されているナンブッシュのロングウイングに比べれば
その風合いはまだまだですが、
私のコレクションの中では、熟成されている方です。

革の色も、もっとエイコンに近い明るい中茶だったのですが
手入れを重ねるごとに色合いが深みを増し、
味わいのある濃茶になりつつあります。

育てて楽しい靴なので、まだまだしばらくは
じっくり付き合っていきたいと思っています。

この前、Tシャツに
エンブレム入りのチルデンベストを羽織り、
チノーズにこの靴を合わせたら、
あるセレクトショップの店員さんに
「いい合わせですね」と言われました。

案外、時代を感じさせない靴なのかもしれません。
今後もすこしはずしを楽しみたいと思います。

ベースがしっかりしているデザインだからこそ
いろいろ冒険してみてもいいかなとも思っています。
posted by ojioji at 20:04| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月02日

かなり古いジョンストン&マーフィーのフルブローグ

ゴツいけど、柔らかい履き心地に感動します。

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ロングウィングチップのようにゴツいのに、
バルモラルでしかもシックスアイレット。

今回ご紹介するジョンストン&マーフィーの
フルブローグは、40年代(らしい)という年代物。

革は結構厚めですが、柔らかく
グレインの程度もまずまずといったところです。

ジョンストン&マーフィーというと
とかくスマートなスタイリングのイメージがありますが
この靴はとにかくゴツいのが特徴です。

前回ご紹介したアレンエドモンズのマクグレガーにそっくりですが、
こちらのほうがトウシェイプが丸く、カントリーっぽい感じです。

ソールもトリプルソールと分厚いのですが、
マクグレガーほど硬さはありません。
なめしがいいからなのでしょうか。結構差があります。

ヒールまでオールレザーなので、結構滑ります。
先日も渋谷のロフトの入り口付近の坂で
滑ってしまい、あやうく尻もちをつくところでした。

自分としては、スーツよりはブレザーに合うかと思い、
いつも紺ブレと合わせています。

ソックシートのロゴを見ると、クラウンアリストクラフトの
文字がないので、いわゆるスタンダードモデルなのでしょうか。

60年以上経過した靴ですが、革がいいので良く光ります。
これもまた、10年後、20年後が楽しみな靴のひとつです。
しっかり育てていきたいと思います。
posted by ojioji at 01:03| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

アレンエドモンズの50’Sのマクグレガー

一見普通っぽいのに、
いざ履いてみると目立ちます。


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かなり古いアレンエドモンズの
フルブローグ・マクグレガーです。
旧いカタログなどを見ると、
どうやら50年代のもののようです。

取りたてて作りがいいとか、
革がいいということはないのですが、
とにかくクラッシックなスタイルなので気に行っています。

どうでもいいことですが、当時は
小窓ではなく、ライナーに直接タグが縫い付けていました。
これが擦り切れるくらい履くと、いい味になるのでしょうね。

ズングリムックリのラウンドトウ。
トリプルソールの分厚いソール。
面長のセブンアイレットなど、
いま流行のスタイルとは明らかに一線を画した
独特の面持ちというか、風格がたまりません。

ただし、歩きやすさでいうと
ちょっとソールが厚過ぎて、歩いた時の硬さは否めません。

違和感を感じるというわけでもないのですが、
マスターロイドのオックスフォードタイプを履いた後に
この靴を履くと、その装着感に大きな差を感じるのは事実です。

でも、このスタイリング、テイストは
ほかではなかなかないし、特に痛いわけでもないので
ガンガン履いています。


全く履かないより、適当に(いい加減という意味ではありません)
履きまわした方が、結果的には旧い靴を長持ちさせるために
いいと思っています。

湿度を保つことができますし、適度なストレッチが
革が本来持つ柔軟さを引き出すように思います。

革は決してよくはありませんが、
履き込めばそれなりにいい味になってくれると思います。

ひと日記で白井さんが履いてらっしゃった
ナンブッシュのロングウィングの画像を見て、
そのエイジングぶりにすっかり魅せられてしまい、

グレインレザーの旧い靴を引っ張り出して、
せっせ、せっせと履いている次第です。

このほかにも、ヒールまでオールレザーの
40年代のジョンストン&マーフィーの内羽根のフルブローグも
結構重厚感のあるスタイリングでグレインレザーなので
最近では出場回数が増えていたりします。

でも、そういえば最近、
味のあるグレインレザーを
なかなか見かけなくなりましたね。

フローシャイムのカシミアレザーと呼ばれた
キメの細かいシュリンクはどこかにないですかね。

最近はすっかり、ないものねだりが多くなってしまいました。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 15:51| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

天神山オリジナルのスエードセミブローグ

これは本当によくできた靴です。

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以前から、ご紹介するといって、ここまで引っ張ってきた
天神山オリジナルのスエードのセミブローグです。

今年の1月にオーダーをして
2月には完成、3月の頭からはきはじめ
じっくり履き心地を検証して、満を持しての登場です。

スタイルは天神山メンズスタイルのブログでも
再三紹介されているように、40'sのアメリカ靴・フローシャイムを
ベースにデザインされていて、あえてのショートノーズ。
コバが張り出していながら、ウエスト部分で一気に絞る
独特のベベルトウエストが特徴です。

革の色に合わせてステッチはベージュに
出し縫いはホワイトステッチで、
さらにソールはナチュラルという
これまた天神山オリジナル仕様にしています。

履き心地ですが、これがどこにも当たらず
何時間歩いても足に障害がありません。

25センチで小指部分を2ミリ乗せてもらったのですが
ウィズはピッタリ。長さがほんの少しタイト気味といった感じです。

とにかくバランスがいいですね。
完成度が高いからこそ、とてもいい顔付きをしています。

履きジワの出方もきれいですし、
日本製の靴でここまで満足感を得られたのははじめてです。

大量生産ではなく、
一足一足愛情を込めて作っているのが
完成品を手に取ればひとめでわかります。

革のセレクトにも徹底的にこだわっていて
品質検査のために革の表面に
セロテープを張ってはがしてみて、色の落ち具合を見たり、
水を沁み込ませて、その滲み具合を見たり。

実は世界的に有名なA社やD社の革は
意外に色はげや滲みがきつく、
日本製の革の方が良かったりと、意外な発見もありました。

まあ、もともと自分の大好きな旧き良き時代のアメリカ靴を
コンセプトに作られた靴ということもありますが、
本当に素晴らしい靴だと思っています。

現状では、ソックシートには何もロゴが入っていないのですが
早くロゴデザインを決めて、入れるといいと思っています。

高くてそれに見合うクオリティがない靴ばかりを見て
ガッカリしていた人には、是非一度試していただきたいと思います。

特にアンチロングノーズ派の方にはお勧めです。
本当にいい靴ですよ。
ラベル:日本靴
posted by ojioji at 07:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

マスターロイドのホワイトホール

オーソドックスなデザインは
とにかく重宝します。


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またまたマスターロイドシリーズの紹介です。

最もポピュラーな一文字のWhiteHallです。

実はWhiteHallだけはロイドネームでなくて
Crockett&Jonesブランドでも同名で商品化していますし、

HandGradeのほとんどのラストが337なのに対して、
このWhiteHallだけは330で販売されているようです。

極めてオーソドックスなスタイルです。
何にでも合わせられますし、
茶系だとビジネスでもカジュアルでも
どちらも楽しむことができるので
とにかく重宝します。

購入は2006年の5月で、他のシリーズ同様
ロイドフットウエア銀座店で買い求めています。

アイレットはサイドのステッチに合わせて
下が広く上が狭くなっているパターンです。

本当はこれで6アイレットか7アイレットだと
とても美しいスタイルになるのですが、

ポピュラーな5アイレットなので、そんなに
堅苦しい雰囲気はありません。

履きやすさ、フィッティングは
マスターロイドシリーズの中では特に良い方で、

足への負荷が少ないので
出張の時など良く履くようにしています。

この靴で北は秋田から、仙台、新潟、長野、名古屋、大阪、
神戸、福岡、そして高松と、とにかくいろいろなところへ行きました。

全部、ビジネスですが…。

まあこういうスタイルの靴はとにかく便利です。

幸い、雨に当てることもなく、新品と大差ない
なかなかいいコンディションを維持できています。

まず、マスターロイドで一足買うとしたら、
このWhiteHallをお勧めしたいと思っています。

できれば茶と黒と両方持つといいと思います。

それだけでほとんどのスタイルをカバーできますから。
posted by ojioji at 00:25| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

マスターロイドのブラインドブローグ・ORMOND

競合3社の中で
一番デザインが気に入っています。


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今回は2006年の4月に銀座のロイドフットウェアで購入した
マスターロイドのブラインドブローグ・
ORMOND(オーモンド)です。

最初はウイングの外側の革が、
内側にかぶり過ぎかと思ったのですが、

結果的には絶妙のフィット感を生み出していますし、
デザイン的にも細身に見えるので、

同じブラインドブローグである
ジョンロブのワーウィックや
エドワードグリーンのビーリュウよりも
自分の好みのシェイプなので、とても気に入っています。

え、と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
まあ、好みの問題なので仕方ありません。

もちろんラストはマスターロイドの定番330です。
ちょっとカップが大きめなので、
なぜか右足だけカップに皺が入ってしまったのですが
そんなに見た目を損なうわけでもないので
あまり気にしていません。

この靴はアイレットが5つなのですが、
下が幅広くて、上に行くほど狭くなる
イギリスのビスポーク靴のような仕様になっています。

前回ご紹介したKENBLEは同じ幅で、
CURZONは下広上狭の仕様と、
マスターロイドの中でも使われていたり
そうでなかったりとまちまちです。

いろいろな人に話を聞いてみたのですが、
機能的なところは全く変わらないようで、
単に見た目の問題だそうです。

この靴の出場回数は月1回程度なので
通算でも40回程度しか履いていませんので
まだまだ風格こそありませんが、

これから履き込んでいけば、
結構いい味がでるんじゃないかと
期待しています。

しかし、ひと日記に登場する
白井さんの靴
の年季にはまだまだ及びません。

マスターロイドは総じて使用頻度が高いので
オールソールを繰り返しながら、
じっくり育てていきたいと思います。

チャーチやオールデンのように
慣らすまでに時間が掛かる靴ではありませんし、

かといってすぐに型崩れするわけでもない。

そういう意味では、この履き心地を
いかに持続させていくかが大きなテーマです。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 17:52| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

フローシャイムの5ステッチのストレイトチップ

作り手の心意気に
強く心を打たれました。


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今回、ご覧いただくのは
以前、天神山メンズスタイルのブログでも
紹介していただいた50'sのフローシャイムの
ストレイトチップです。

ずんぐりしたまんまるのトウシェイプと
5本のステッチでさりげなく個性を主張しています。

トウキャップはエッジを薄くそいで
折り返して縫い付けるリボルターゼ仕様になっていたり、
最低1本あればよいステッチが5本もはいっていて
しかも5本同列ではなく、2本入れて間隔をおいて
さらに3本縫い込まれているなど、
手が込んでいるところが気に入っています。

ビスポークの靴ではなく、
基本的には大量生産の靴なのですが、
技術力の高さというか、クラフツマンシップを
随所に盛り込んでいて、さりげなく主張しているところを
意気に感じてしまいます。

いわずもがなですが、革もやっぱりいいですね。
とにかく磨くと輝きます。

薄いゼリーを被ったような、
トウキャップはまさに鏡面です。

話は変わりますが
同じフローシャイムのKENMOORの
60年代以前のものにはヒールの飾り釘が
80本も打ちこまれています。

両方で160本。たった10足作るのに
1600本も釘を打たなければならないのです。

そこまで手間を掛けていたという事実が、
そして作り手のそこまでしてもいい靴を作ろうという心意気が
自分の琴線に触れて、心に深く響いてしまうのです。

きっとこの靴を作ったフローシャイムの人たちは
この靴が遠く離れた日本で、しかも現役で活躍しているなんて
夢にも思っていないと思います。

もう50年以上経過しているわけですから
場合によっては、この靴を作られた方は
すでに亡くなっていらっしゃるかもしれません。

でも、彼らの心意気を大切にして
生涯履き続けたいと思っています。

いいものを、とことん長く使う。

これこそ究極のECOだと思います。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 00:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

ジャンバディのグレインカーフのオーバーレイプラグ

これは実に味わい深い
グレインレザーです。


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しばらくマスターロイドが続いたので、
今回は趣向を変えて懐かしの銘靴、
フランスはジャンバディのオーバーレイプラグです。

ジャンバディのオーバーレイプラグは
これで3足目になります。
1989年に渋谷のキャンプスで購入しました。

ダブルソールで、ストームウエルトの
ガッチリした作りですが、
履き心地は意外とやわらかいです。

最近はいいグレインレザーを見かけませんが、
この頃の革はまだ結構良いですね。

凹凸が極端についていなくて、
柔らかくて、それでいて肉厚。

特にこのジャンバディの革は見た目的にも
ほかとは違う味があります。

とはいえ、グレインレザーに関していえば、
60年代のフローシャイムの
KENMOORに使われていた
カシミアレザーは最高だったと思います。

ナンブッシュや
ジョンストン&マーフィーや
アレンエドモンズや
ボストニアンや
ネトルトンや
メイソンや
ハノーヴァーや
デクスターの
グレインレザーのロングウィングを所有していますが、

やっぱりフローシャイムがいいところを
使っていたように思います。

まだまだ履き込みが足りませんが
こういう革は育て甲斐があると思います。

いい感じでエイジングしていきたいと思います。

最近はスマートなバルモラルタイプの靴よりも
ちょっとガッチリしたダービーの靴を
好んで履くようになってきたので、

これから出番が増えると思います。

それにしても、
この靴の頑固で流行とは無縁の渋いルックスは、
じいさんになっても、好んではくような気がします。

いい靴は、年をとっても履ける靴。
それが最近の私の価値基準だったりします。


いま、天神山のお店にフローシャイムの
2トーンのUチップを2足置いています。
1足はこのブログで紹介した
コーヒーブラウンのスエードと赤茶のカーフのコンビ。
もう一足はまだブログでは紹介していない
ナイロンメッシュと赤茶のカーフのコンビのUチップです。

もし、ご興味があるようでしたら、銀座の天神山に
足を運んでみてください。
ラベル:フランス靴
posted by ojioji at 15:17| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月23日

マスターロイドのKEMBLEスエード

この靴も私の大好きな
マスターロイドのゲリラ的企画の逸品です。


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2006年の1月に
ロイドフットウェア銀座店で購入した
マスターロイドのKEMBLEです。

エドワードグリーンでいえば
プリマスと同じで、
いわゆるアデレイドタイプの
フルブローグです。

通常は茶か黒の表革なのですが、
時々ロイドが展開する企画品で、
毛足の長いスエードでスペードソールの
別注品になります。

こういう稀少価値に私はめちゃくちゃ弱いです。
実際、いまこれと同じ靴を手に入れようとすると
MTO(Made TO Order)になってしまうため
時間とコストが掛かってしまいます。


かれこれ5年が経過しているのに
まだまだ新品のようで、
ちょっと気恥ずかしい感じです。

履きジワによる擦れから
ヴァンプ部分に筋が入るのがイヤなので
少し緩めのフィッティングをしたら

思った通り、全く履きジワによる線が入りません。

それは有難いのですが、
エイジングという意味では、遅々として進まず、
いい感じでへたってくれません。

こういうスエードほど、
ヘタリ感が大切なんですよね。
でも、だからといって乱暴に履くつもりはありません。

長く大切に履いて、
いい感じでエイジングさせるのが自分の理想です。


銀座天神山の顧客同士として知り合った
hitoさんがご自身のブログで紹介していらっしゃる
横浜信濃屋の白井さんがお召しになっている
シルヴァーノラッタンツィのスエード靴
まさにその理想といえるでしょう。

まだまだ年期が足りませんが、
しっかり育てていきたいと思います。

そういえば、天神山のオリジナルシューズの
スエードセミブローグが遂に完成しました。

デザインといい、フィッティングといい
非の打ちどころのない靴でした。

旧き良き時代のアメリカ靴の
雰囲気を見事に表現したスタイルで
しかも、縫製もまた当時の
クラフツマンシップそのままの繊細さ。

さらに日本人ならではの緻密さが加わり、
素晴らしい完成度だと思っています。

さらには一時期、信濃屋が伊・ペロンペロン
別注をかけた銘品・スエードのパンチドキャップにも
相通ずるものがあるように思いました。

近日アップしようと思いますので、お楽しみに。

ロングノーズは嫌いだ。
クラッシックで大人の雰囲気が漂い、
かつ長く履いてエイジングを楽しみたい。
という方は是非、天神山を覗いてみてください。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 00:10| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月13日

マスターロイドのCURZON

明るい色の靴はどうしても
季節を限定されてしまいます。


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こちらは2005年の12月にロイドフットウエア銀座店で購入した
マスターロイドのパンチドキャップ・CURZONです。

購入時はタンの色がちょっと安っぽい感じだったので
メルトニアンとKIWIを使って、いやらしくない程度に
色ムラを付けて、アンティーク調に仕上げました。

ライトタンの場合、シューレースを同色にすると
一段とグレード感が増すので、シューレースも
オリジナルのものでなく、同色のものに変えました。

もちろん履き心地はいいのですが、
ちょっとトウキャップが大きいので、
履きジワがキャップに出てしまいます。

幸い、ステッチに沿って履きジワがでるので
目立ちませんが、ちょっと気になるといえば気になります。

昔のジョンストン&マーフィー(3つ目の写真右)と比較しても
キャップの長さが5ミリ程度長いので、
どうしてもそうなってしまうのでしょうね。

話はかわりますが、先日、信濃屋の白井さんとお話したときに
「つま先はトゥではなくてトウ。幅もワイズではなくウィズが正しい」
とご指摘を受けました。

さらに「ワイズというのは、昔、大塚製靴が幅広の靴を作ったときに、
EEE(スリーイー)のことを“3人の賢者”に掛けて“スリーワイズ”と称したのがきっかけ。
それからみんな間違えて、ワイズというようになってしまった。」
ということだそうです。
さすが白井さんという含蓄あるお話をお伺いしました。

さて、話をCURZONに戻しますが、
明るい色ゆえに、出番は春から夏が多く、
冬の今頃は、控室でじっと出番を待つという状態です。

そのせいか、購入後4年以上経過していますが、
ほとんどダメージもなく、
底を見なければ新品とさほど変わりません。

でも、これじゃいかんのです。
靴は履き込んで自分の足形に馴染ませ、
自分の歩き方にあわせて、履きジワがでてきて
風合いがでてきて、はじめていい靴になるのですから。

そういうわけで、このCURZONは
来月あたりからしっかり履き込もうと思っています。

どんな合わせ方がいいのか、
いろいろ思案をするのも楽しいですし、

じっくり渋く育てていくこと自体も楽しいですし、

だから靴はやめられません。
posted by ojioji at 16:41| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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