2010年08月29日

ジョンロブのダービー

とにかく硬くて、手強いやつです。

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私が所有している靴の中で、
グッドイヤーウェルテッドにもかかわらず
6ケタを超える価格の数少ないコレクションのひとつが、
このジョンロブのダービーです。

外羽根の靴として
エレガントなフォルムだと思い
以前から憧れていた靴だったのですが、

かれこれ5年履いていますが、
なぜかいまだに馴染んだ感覚がなく、
返りの堅さが気になります。

エルメス系だけあって、
革には上質感はあるのですが、
作りが桁違いにいいという実感は特にありません。

こんなことを言っては
いけないのかもしれませんが、
いまだに価格に見合う価値を見いだせずにいます。

旧き良き時代のフローシャイムのケンムールや
ジョンストン&マーフィーのロングウィングも
トリプルソールですが、
こんなに硬くはありませんでした。

エドワードグリーンの旧202ラストや
C&J製の330ラストのマスターロイドや
天神山オリジナルシューズをはじめて履いたときの
なんとも言えない心地よさも、感動もありませんでした。

この靴を購入して、価格の高さが品質の絶対的な高さと
比例するとは限らないということを、改めて学びました。


まあ、簡単にいってしまえば、
ブランドとしてのステイタスに金を払うことを
良しとするか否かということなのでしょうね。

といいながら、ジョンロブはローファーのロペスを2足、
アシュレイを1足、そしてマイアミという
デッキシューズを1足持っています。
マイアミ以外は、そこそこの履き心地なので
セミレギュラーとして、ローテーションさせています。

でも、この靴を購入したことに
後悔こそしていませんが、実は満足もしていません。

気が付くと、いままで紹介した靴で
一番厳しい表現になってしまいました。
posted by ojioji at 00:03| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月21日

マスターロイドのフィンチュレイ

このデザインはシンプルの極みです。

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すっかりご無沙汰してしまいました。
この夏はあまりに暑いので、ついついスリッポンばかり
履いてしまっていますが、久しぶりのロイドフットウエアの靴です。

ホールカットと呼ばれるワンピースのプレイントウ。
マスターロイドではフィンチュレイと呼ばれています。

誤魔化しの利かない一枚革の靴ですが、
完成度は非常に高いです。

よくロイドの革はトラが多いといわれているようですが、
この靴を見る限りでは、全くそれがありません。

330ラストとの相性も良く、なかなかいい雰囲気です。

履いていて、最初からフィット感が高く、
履き込むほどに感触が良くなっていくのは
このマスターロイドの330シリーズと
天神山オリジナルシューズが群を抜いています。

特にマスターロイドは
大量生産とハンドクラフトの中間で
よくこのクオリティをキープできるなと
感心しています。

購入は2007年の5月なので
まだ、3年ちょっとですが、いい感じで馴染んでいます。

この靴はいつまでもレギュラーローテーションで
履き続けていきたいと思っています。
posted by ojioji at 15:44| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月31日

John Whiteのホワイトバックス

この靴、ドナルドダッグと命名しています。

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ここのところ、クラッシックな靴は
ほとんどアメリカ靴だったので、
たまには気分を変えて、
イギリスの靴を紹介します。

現存するイギリス・ノーザンプトンのシューズメーカー
ジョンホワイトのホワイトバックです。

1960年頃だということですが、
このドナルドダッグのようなトウは
なかなかのクセモノです。

当時はアメリカ靴の作り方を
イギリスが見習っていたようで、
ライニングがキャンパスになっています。

きっと、見習ったというよりも
アメリカへ輸出する靴が多くて、
アメリカ仕様として、キャンパスライナーが
流行ったのだと思います。

正直、スタイルがスタイルだけに
最近はほとんど履いていません。

でも、作りはまずまずで、ステッチも細かく
そもそも革がいいです。

最近、リネンのパンツを仕立てたので
こういう靴を合わせるといいかとも思っています。

ピンチパックの赤のシルクジャケットに
ジェームス・ロックのパナマ帽など被って、

真夏の元町や山下公園を闊歩する。
なかなか粋ですよね。

埃ヤケしないように丁寧にしまってあるのですが、
なかなか出番がない。そんな一足です。

今年、一度くらい履いてやるかな。




ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 16:03| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

70年代のフローシャイム・ケンムール

私にとっての定番中の定番です。

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実は以前にもこのブログで登場したことがある
70年代のフローシャイムのKENMOORです。

60年代の同モデルとは少しシェイプが違っていますが、
革質はまだそれなりにいいと思います。

この靴の不思議なところは、
実際は重たいにもかかわらず
足入れはさほど重く感じないこと。
そして、返りがとてもいいこと。

ようするに歩きやすいという
靴としてきちんと高い機能性を発揮しているところです。

唯一の難点は、何度もいっていますが
大理石などではよく滑ること。

ヒールに100本近く打ち込まれている釘は
どうやらすべり止めではなく、飾り釘のようです。

三角の金具も、すべり止めではなく
音を楽しむためのもののようです。

これで舗装された道を歩くと、
カツカツと実にいい音がします。

でも、そろそろヒールの張り替え時期なので
普通の半ラスターのヒールにしようと思っています。

アッパーやライナーはいい状態を維持できているので
あと20年は楽勝で履けそうです。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 21:02| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

1世紀以上前のフローシャイム

履くつもりのない靴も中にはあります。

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今回は、実用でない靴のご紹介です。
古いフローシャイムのレースブーツです。

聞くところによると1900年年代初頭とのことです。
正直、アイレットの内側の革はすでにボロボロで
全く実用には適しません。

ただ、昔はこんな靴だったんだということを
お見せしたいという理由で、今回アップしました。

どうやらアッパーはカンガルーのようです。
独特の手触りというか質感で、
トウは今でも磨けばピカピカに光ります。

シューレースも当時のままで、
先端はスティール製になっています。

この当時はベベルトウエストは当たり前だったようで
物凄くくびれていて細いのが特徴です。

ただ、ヴァンプ部分はかなりひび割れています。

なんといっても、ロゴの刺繍がきれいです。
履き口の淵にも、刺繍がしてあって、そのアンティークな
デザインにとても魅せられてしまい、つい購入してしまいました。

履ける靴しか買わないつもりでしたが、
こういう間違いを冒すときもあります。

でも、決して悪いとも思いませんし、
後悔もしていません。

とにかく好きでやっているのですから。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 14:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

旧いジョンストン&マーフィーのフルブローグ

とにかく、クラッシックな面構えの靴です。

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詳しくは良くわからないのですが、
おそらく作られてから軽く半世紀は経過している
ジョンストン&マーフィーのフルブローグです。

この頃の靴の特徴なのでしょうか。それとも
ジョンストン&マーフィーならではの意匠なのでしょうか。

とにかくブローギングの穴飾りが小さいのが特徴です。
それが独特の雰囲気を醸し出していて、
ちょっと気分を変えたい時に、この靴をセレクトしています。

しかし、ひとことでフルブローグといっても
各社でいろいろなデザインがあります。

ジョンストン&マーフィーに限っても、
履き口の周りにブローギングがあるものと、ないもの、
飾りステッチがシングルのもの、ダブルのもの、
バンプのブローギングとヒールカップのブローギングが
重なっているもの、重なっていないものなど
本当に節操がないくらい、多種多様です。

ちなみにこの靴は履き口のまわりにブローギングがない
イギリスのフルブローグとは一線を画したデザインなので
そこはかとなく上品な雰囲気を醸し出しています。
(と私は思っています)

これで6アイレットもしくは7アイレットだったら
完璧なのにと思っていたりはしますが、

まあ、私にとっては大切な靴のひとつであることは
間違いありません。

それにしても、この頃の革はきめ細かいのにタフで
つくづくいい革だと感心します。

できればあと50年、大切に履き続けたいと思います。
(靴よりも自分の方が先に逝くかもしれませんが…)
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 00:37| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アレンエドモンズのバーウィック

清涼感がある不思議な面持ちに惚れました。

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今回はこの季節に良く履く靴のひとつ、
アレンエドモンズの2トーン・タッセルスリッポン・バーウィックを
ご紹介させていただきます。

素材は白い部分が油絵用のような荒目のキャンパスで
濃茶はきめ細かなカーフの表革です。

このキャンパスのほかにはない独特な雰囲気に魅せられて
思わず大枚を叩いて購入してしまいました。

私は比較的服装が自由な業界に所属しているので
平気でビジネスにこの靴を履いていたりします。

実はタッセルスリッポンは、サイズやラストが合わないと
靴も足も両方痛めてしまいやすい、フィッティングの難しい
デザインなのですが、辛うじてこの靴はジャストフィットでした。

アレンエドモンズ全般の特徴ですが
フィット感は軽いですし、ことのほか歩きやすいですね。

先日も猛暑の中、東京駅八重洲口から赤坂まで
この靴でウォーキングをしましたが、快適でした。
日比谷公園など日陰を選んで歩くと、気持ちがいいものです。

不思議とこの靴を見るみなさんは必ず
「涼しそうな靴ですね」とおっしゃいます。

正直、履いている本人は涼しいとは思わないのですが、
見る人を涼ませていると考えると、
意外と社会貢献度の高い靴なのかもしれませんね。
posted by ojioji at 00:15| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

マスターロイドのバークレイ

この無難さが重宝しています。

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今回は1年を通してよく履いている定番靴
マスターロイドのセミブローグ・バークレイをご紹介します。

セミブローグのデザインは、エドワードグリーンの
カドガンの方がいいと思っているのですが、

履き心地、革の質、使い勝手のよさ、
コストパフォーマンスなど総合的に考えると
こちらのバークレイの方が数段上だと思います。

そういえば、エドワードグリーンにも同名の靴がありますが
あちらはパンチドキャップでしたね。

この靴は、というかセミブローグはある意味完成された
デザインですし、いろいろなシチュエーションにも
対応できるのでとても便利です。
程よく渋い濃茶も適応力がありますし、本当に重宝しています。

2006年の購入ですので、今年で4年目。
まだまだ若いですが、これからじっくり履き込んで
成熟させていきたいと思っています。

ひと日記で毎週紹介されている横浜信濃屋の白井さんの靴は
どれもが手入れが良く、
実に理想的なエイジングがなされた靴ばかり。
毎回、拝見しながら溜息ばかりをついていますが、

いずれはそれらの靴と同様に、
しっかり育てていきたいと思います。

それにしても、白井さんがISAIAのオレンジの
アンコンジャケットに合わせていらっしゃった、
ナイロンメッシュの2トーンのフルブローグ。
めちゃくちゃいい感じだったなあ。(溜息)
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 23:57| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

エドワードグリーンのデンベイコンビ

この時期は、やたら重宝しています。

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最近、なぜかバタバタしていて、
ついつい更新が疎かになってしまっていて
本当にすみません。

今回ご紹介するのは、エドワードグリーンのデンベイ。
チェスナッツアンティークのカーフと
ベージュキャンバスの2トーンです。

写真が下手なので、トウ部分がやけに黒ずんで見えますが、
実際はここまで濃いグレデーションではありません。

ラストは、本当は202がいいなと思っていたのですが、
最近は202を置いているところがあまりなく、
ちょっとロングノーズ気味で、スクエアトウの808です。

6月に入り、熱い日が続いていますが
こういう時期に本当に重宝します。

意外に何にでも合わせやすいのも、気に入っています。
紺ブレ・チノーズに合わせたり、
ポロシャツ・デニムに合わせたり、
結構それなりにはまるんです。

難点は、キャンパス部分が汚れやすいこと、
そして、独特の奇妙なシワができること。
キャンパスを革に張り付けているのですが、
それが少し剥がれたりして、通常の革とは違った
起伏の激しいシワになるのです。

また、こればかりは仕方がないので
そんなもんだと思って履くようにしています。

汚れも、基本的にはサドルソープを使って
キャンパス部分だけ水洗いをしています。

歯ブラシを使ってブラッシングすれば、
カーフ部分を擦ることなくきれいに洗えます。

ソープの泡は湿らせたスポンジでこそぎ取り、
さらに硬く絞った布で水分を拭き取り、
風通しのいい場所で陰干しすれば、きれいに生き返ります。

今回は靴の紹介というよりは
キャンパスの洗い方・手入れ方法の紹介になってしまいました。

でも、効果は覿面なので是非、トライしてみてください。
posted by ojioji at 14:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

白井さんと同じ?ジョンストン&マーフィーのフルブローグ

育て甲斐のある靴だと思っています。

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とんだご無沙汰をしてしまいました。すみません。
5/22にブログ:ひと日記にアップされていた
白井さん
がお履きになっていたジョンストン&マーフィーを見て、

小さなパーフォレーションといい、
普通なら1本のところ、2本ある
サイドのスワンネックのステッチが似てるなと思い、
思わずアップさせていただきました。

デッドストックのものをとある知り合いから
譲ってもらったシロモノですが、
たぶん1950〜1960年代のものだと思います。

良く見ると、白井さんのものとは
トウシェイプもメダリオンのデザインも微妙に違うのですが、
まあ、このころのジョンストン&マーフィーは
本当にいい靴を作っていたと思います。

蛇足ですが、3枚目の画像のソックシートのロゴは
あまり見ないデザインですが、
これはこれで結構カッコイイと思っています。

実はこのデザインの色違いで、
チェスナッツをもう一足所有しています。
これは折を見て、また後日紹介させていただきます。

惜しいのは5アイレットであること。
履き口の狭い、旧き良きスタイルなので
絶対、6アイレットの方が見た目も良かったと思います。

サイドのブローグのラインやコバの張り方は
本当に惚れ惚れします。
革質も厚めのわりに柔らかくタフな感じなので
あとは白井さんのように履き込んで、
しっかり育てていきたいと思います。

といいながら、
所有している靴が多すぎて、
じっくり育てるにはあまりにも時間が掛かってしまうのが
いまの一番の悩みだったりしています。
posted by ojioji at 01:39| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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