2010年12月14日

アルフレッドサージェントのサイドレース

普通にスーツに合わせていたりします。

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今回は気分を変えて、最近のイギリス靴。
しかも、比較的リーズナブルな
アルフレッドサージェントの靴をご紹介します。

最近といっても、彼此5年前に購入したもので、
ちょうど雑誌でも取り上げられていました。

プレーントウで、
しかもサイドレースのホールカットですから
ちょっと不思議というか、ある種不気味な風情ではありますが、
気にせず、黒のプレーントウと割り切って履いています。

実際に履いて、上から見てみると、
サイドレース部分が、盲腸の手術をした後のように見えて、
ちょっとおかしかったりします。

レースを上から横に移すメリットは、
デザインの奇抜さ以外にはどうやらないようですね。

そして、内側から見るフォルムは、まさに靴の異邦人です。

さんざんけなしているように思えるかもしれませんが、
実は結構、気に入ってはいます。

でも、あまりに個性が強いので、
ほかの靴と並べても、なぜか浮いてしまいます。
というか、目立ちます。

こういう靴を履き慣らすのも、これまた修行。
T沢さん、お互い頑張って、自らを磨いていきましょう。

追記 いま、信濃屋馬車道店で、
SHINANOYA SHOES COLLECTIONを開催しています。
是非、足を運んでみてください。16日で終了です。お急ぎください。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 02:10| 東京 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

ジョンストン&マーフィーのハンドメイドフルブローグ

若い人は、きっとこれを
カッコ悪いというのだと思います。


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今回もアメリカの古い靴をご紹介します。

ジョンストン&マーフィーのフルブローグです。
ズングリとしたフォルムは以前ご紹介した
60'sのグレインレザーのフルブローグそっくりですが、
こちらはサイドがスワンネック型のステッチになっていて、
しかも履き口のブローギングがありません。

ヒールもすべてレザー製。三角金具は付いておらず、
飾り釘を1ミリ間隔でラウンドさせています。

コバの張り具合や、ウエストの絞り具合は前回同様で
なかなかのフォルムです。しかも、実はこれハンドウエルテッド。
つまり、出し縫いは手で行われています。

なぜそれがわかるかって。
それはソールに誇らしげに刻印されているからです。

あと、ジョンストン&マーフィーの場合、
ライナーにサイズや型番などが手書きで書かれているのが、
ハンドウエルテッドの靴だということです。

本当はシックスアイレットの方がドレッシーなので
好きなのですが、なぜかこちらはファイブアイレット。

まあ、それでも全体のバランスはいいので、
気にせずに購入した次第です。

あまり、今の時代に合ったデザインではありませんが、
逆に味があって、自分は好きです。

履き心地も返りがよくて歩きやすいですね。
また、足入れの時のプシュという音がとても小気味良いです。

信濃屋の白井さんがお持ちのジョンストン&マーフィーのように
履き込んで、もっといい味を出していきたいと思います。

そういえば、前回、信濃屋に行ったときに
ちょうどhitoさんが白井さんのシューシャイン風景を
ムービー撮りされていました。

そうとは知らず、白井さんと靴について会話をしてしまい、
あろうことかカメラの前に手を差し出すという愚挙に出てしまいました。

しかもそれがしっかりYOUTUBEの映像に残っていました。
hitoさん、そして、白井さん。大変失礼しました。
この場を借りてお詫びいたします。







ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 17:20| 東京 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

タフなフローシャイム・ケンムール黒

随分長いこと、いじめまくったのに
こんなに元気でいます。


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本当はもっと早くご紹介しようと思っていたのですが、
なんとなく、地味かなと思いここまで引っ張ってしまった
フローシャイムのケンムールの黒です。

購入は自分が二十歳の時だったので、
すでに二十数年が経過しています。

これもいまはない神田にあった平和堂靴店で購入しました。
金額は3万円代後半だっと思います。

あの頃は若くて、随分無茶をしました。

晴れている日はもちろん、
雨の日も雪の日も履きました。

水溜りに突っ込んでしまった時もあります。
取材で畑の中を歩き回ったこともあります。

この靴を履いてチャリでこけたこともあります。

超満員の東海道線で
他の乗客にしょっちゅう踏まれました。

ハイヒールを履いた太めのおばさんに踏まれ
痛い思いをしたこともあります。

それでも、このコンディションで
こんなに光ってくれます。
ヒールこそ張り替えましたが、
いまだにソールはオリジナルです。

本当にこの靴はタフですね。
もちろん、手入れは怠らず続けていましたけど。

それにここまで履くと足に馴染んで
返りもますます良くなった気がします。

でも、驚きですよね。
この靴を買った年に生まれた子は
もう社会人として、
中堅として活躍しているわけです。

もっと驚きなのは、この靴を買った時は
携帯もインターネットも液晶テレビもありませんでした。

四半世紀以上、文字通り一緒に歩いてきたと思うと
感慨深いですね。

これからはさすがに無茶な履き方はしませんが
レギュラーローテーション組の一員として
さらに活躍してもらおうと思っています。
posted by ojioji at 23:08| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月07日

60'sフローシャイムのフルブローグ・スタンダード

古臭いというよりは
普遍的なデザインだと思っています。


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今回ご紹介するフローシャイムは
Imperialではなく、
スタンダードタイプのフルブローグです。

取り立てて褒めるところがあるわけではありませんが、
シェイプはクラッシックなフローシャイムらしいフォルムであること、
そして今では珍しい、細かいシュリンクの
グレインレザーであることが気に入っています。

それと、ソールがタフで減らないこと。
それがこの靴の特徴というか、魅力だと思っています。

60年代の製品ではすでにフローシャイムオリジナルの
ゴム製のトップリフトになっていましたが、
70’s以降はヒールすべてがゴム製になっていたようです。

クッション性はゴムの方がよいのでしょうが、
なんとなく気分としては、レザーの積み重ねの方が
格が高い感じがしていいかなと思っています。

履いてしまうと外観でImperialと区別はつけづらいですが、
履き心地は、間違いなくImperialの方が上ですね。
(但し、同年代以前の製品に限りますが…)

とはいえ、アメリカ靴の一時代を築いたデザインだけに
やっぱりカッコいいと思います。
古臭いというより、普遍的なデザインだと思っています。

つまり、自分のようなおっさんには
とても良く合うデザインだということです。

おっさん万歳!!。声を大にしていいたいですね。
こういう靴を堂々と履くことができるのですがら。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 01:26| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月31日

エドワードグリーンのハロウ

今年の夏はやたら長かったので
登場回数が激増しました。


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2005年の夏に、ある雑誌を見て触発されて購入した
エドワードグリーンのハロウです。

今はもうありませんが、外苑前にあった
オールドイングランドで購入しました。

この靴の特徴は2つ。
ひとつはスキンステッチ。
そして、もうひとつはアンラインドであること。
この二つにすっかり魅せられて、愛用しています。

この靴のいいところは
夏の暑い日に、Tシャツとジーンズに合わせても
それなりの完成度になること。

なので、夏のシーズン中は頻繁に履いていました。
仕事もこれて行ったこともあります。
(所謂クールビズです)

アンラインドということもあって
通常サイズだと少し緩めのフィッティングだったので
ハーフサイズ下げて購入しました。
最初はタイトでちょっと辛かったですが、
5年の年月を経て、やっと自分の足に馴染んできたように思います。

どうでもいい話ではありますが、
最近のエドワードグリーンの靴の特徴である
ライナーにサイズやラストNoが記載されている小窓は、
当然、ライナーがないので、ありません。
では、どこに記載されているかというと、タンの裏側に
円形の革を縫い付けて、そこにサイズやラストNoが表記されています。

私個人的にアンラインドシューズに感じるネックは、
踵の曲線があまり美しくないこと。
踵芯がないので仕方がないのですが、アンシンメトリーの
女性的な曲線こそが靴の魅力だと思っているだけに、
そこだけがしっくりきません。

でも、それ以外はとても完成度の高い靴だと思います。
posted by ojioji at 01:04| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マスターロイドのセイム

ロイドにしかない
マスターロイドらしい靴です。


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2007年に銀座のロイドで購入したマスターロイドの
セミブローグ・セイムのコンビです。
セイムはTHAMEと書きます。

以前、ご紹介したチェスナッツアンティークのカーフと
モスグリーンのキャンパスのコンビと同じモデルです。

今回は黒のカーフとベージュのスエードです。
これも時々ロイドが仕掛ける企画品で、
スエード部分が白じゃないところが、
ロイドらしさではないでしょうか。

バンプからサイドに流れるブローギングと
履き口の周りのブローギングは別パーツになっていて、
それが故になんともいえない
いい雰囲気を醸し出してくれています。

やっぱりこういうクラシックなテイストの靴は
ロングノーズではない方がいいですね。


セミブローグでいうと、エドワードグリーンの
202ラストのカドガンのシェイプが好きなのですが、

このセイムのバランスもなかなかのもの。
いろいろな角度で見ても、ポイントの高い靴だと思います。

ひいて言うと、合わせが難しいというところでしょうか。
というか、持っている服で合うものが少ないという
言い方の方が正しいかもしれません。

というわけで、いまだに登場回数が片手で
数えられるくらいしかない靴ですが、
自分としては、フェイバリットランクの高い靴だったりします。


posted by ojioji at 00:36| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

エドワードグリーンのパース

5年履き込んで、
やっといい感じになってきました。


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気まぐれで、なかなか更新しないかと思えば、
連ちゃんで更新したり。

本当に身勝手ですみません。
今回ご紹介するのは、
最近、結構気に入って履いている
エドワードグリーンのパースです。

ドーバーと似たデザインですが、
ヴァンプ部分はモカ縫いではなく、つまみ縫いです。
またサイドがサドルタイプになっていて、
そこに施されたメダリオンが特徴的です。

ラストは606。ちょっと鼻先が長い感じですが、
フィット感はまずまずです。

何が気に入っているかというと
サイドのメダリオンとスキンステッチのクオリティ。

わざと上の部分は、縫い目があるかないかわからないくらいに
きっちり縫い合わせて、トップフロントは
いかにもスキンステッチであることを誇張するような仕上げで、
思わず“粋”を感じてしまいます。

5年目に入って、革もいい感じで馴染み、これからが楽しみです。

スタイルはもっぱらカジュアルで、
ギャバジンパンツやデニムなどに合わせています。

時々ブレザーに合わせたりもします。

色もエイコンから自分で濃い目に調整して、
だいぶいい感じになってきました。

でも、これがいまじゃ15万円も出さないと買えないなんて、
ちょっとどうかしているとしか思えません。

それにしても、なぜ高級輸入靴は
円高メリットと無縁なのでしょうか。永遠の謎ですね。
posted by ojioji at 16:52| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミッドセンチュリーのフローシャイムのキャップトウ

やっぱり、鼻先が短い方が
エレガントに見えます。


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相変わらず超マイペースな更新で申し訳ありません。

最近は結構多忙で、天神山にも信濃屋にも行けず、
ストレスが貯まりっぱなしです。

そんな忙しい合間を縫ってご紹介するのは、
久しぶりのミッドセンチュリーもので
フローシャイムの6アイレットのキャップトウです。

アッパーは当時流行ったキップですが、
なかなかいい革です。とにかく良く光ります。

以前ご紹介した同じくフローシャイムの黒のキャップトウは
ファイブステッチでしたが、こちらはスリーステッチ
2本と間隔をおいてもう1本が施された飾りステッチは
まさに当時の風情です。
もちろんキャップやヴァンプはレボルターゼ仕様。

それに何といっても細かいホワイトステッチが
旧き良きアメリカを偲ばせます。

特筆すべきポイントは、この当時のフローシャイムの靴は
バンプ部分の皺を奇麗に入れるために
2本、型押しの溝を入れていること。

不思議でこの型押し溝のおかげで、キャップのラインと並行に
奇麗なシワがちゃんと入るのです。

「ひと日記」で紹介されている
白井さんがお召しになられているDBスーツなどは
いまどきの鼻先の長い靴より、こういった靴の方がしっくりきます。

もちろん、紺ブレに合わせてもシックでいい感じです。

残念なのは、西海岸で手に入れた靴なので、革が少し乾燥していたこと。
革ってある程度しっとりしていないとすぐに裂けたりします。

この靴も踵に若干ダメージがあります。
根気よくデリケートクリームを擦り込んで、
かなり性能はアップしましたが、
細心の注意を払って履かなくてはならないのがネックです。

それにしても、こういうシンプルなデザインこそ
メーカーの力量が如実に表れますよね。
その意味で、当時のフローシャイムは
まさに目を見張るものがありました。

それが無くなってしまったのが、本当に無念で仕方ありません。
posted by ojioji at 16:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

マスターロイドのプット二ー

思っていた以上に、応用が利くデザインで
かなり重宝しています。


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すみません。すっかりご無沙汰してしまいました。

しかし、不景気はちっともに良くなりませんね。
少なくとも私が従事する人材系のビジネスは相当ヤバいです。

そんなこともあって、なかなか気分が乗らず、
ついつい先延ばししてしまいました。

今回も前回に引き続き、マスターロイドの
スキンステッチが利いたモンクストラップ、PUTNEYです。

John LobbのOsnerに瓜二つなので、
よく間違われます。(ある意味Luckyなのでしょうか?)

ちょっとロングノーズ気味に見えますが、
他のマスターロイドと同じ330ラストです。

バックルの付け根がゴムになっているので、
いちいちバックルを外さなくても履けるので
とても重宝しています。

特に精密工場や研究所など、
靴を脱がなくてはならない場所に
赴くときは、とても便利です。

スキンステッチは、いまいち色気不足ですが
それ以外はとても良くできた靴です。

フィット感も良く、ドコモ当たりませんし
長く履き続けても、そんなに疲れません。

デザイン的にもいろいろな合わせができるので
結構便利ですよ。

濃い赤茶ですが、薄茶でも中茶のスエードでも
結構かっこいいと思います。

これもレギュラーローテーションの一員として
オールシーズン活躍しています。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 00:00| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月11日

マスターロイドのSAVOY・スペードソール

これは数あるマスターロイドの中でも
ジャストサイズだったりします。


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正直にいいますと、若い頃は、かっこいい靴は多少痛くても
我慢して履いたりしましたが、いまはもう無理ですね。

そういう靴を履いてしまうと、夜、家に帰ってくるときの
自分の足がどうなっているか、リアルにイメージできてしまうので、
ほとんど履くことはなくなりました。

シャツよりもジャケットよりもスラックスよりも
サイズがシビア。それが靴だと思います。

その意味で、やっぱりロイドシリーズが私にはしっくりきます。
また、このダークブラウンという色も、年間を通して出場回数が多い。
ということで、結構重宝しているのが、このマスターロイドのサボイです。

実は以前、サボイのコンビを紹介したことがありますが、
同じサボイでも、アッパーの材質やソールによってかなり違います。

こちらはスペードソールで表革なので、
ちょっと硬めですが、返りがいいので歩きやすい。

あと、このアデレイドタイプのデザインが好きで
結構、ヘビーローテーションしています。

さきほどもいいましたが、ダークブラウンという押さえめの色は
逆にどんな色にも合わせやすいので、重宝します。

まあ、なんといってもマスターロイドシリーズは
豆ができたり、皮がむけたりすることもなく、
長く履くことができるので、ついつい集中して履いてしまいます。
posted by ojioji at 13:49| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

ジョンロブのダービー

とにかく硬くて、手強いやつです。

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私が所有している靴の中で、
グッドイヤーウェルテッドにもかかわらず
6ケタを超える価格の数少ないコレクションのひとつが、
このジョンロブのダービーです。

外羽根の靴として
エレガントなフォルムだと思い
以前から憧れていた靴だったのですが、

かれこれ5年履いていますが、
なぜかいまだに馴染んだ感覚がなく、
返りの堅さが気になります。

エルメス系だけあって、
革には上質感はあるのですが、
作りが桁違いにいいという実感は特にありません。

こんなことを言っては
いけないのかもしれませんが、
いまだに価格に見合う価値を見いだせずにいます。

旧き良き時代のフローシャイムのケンムールや
ジョンストン&マーフィーのロングウィングも
トリプルソールですが、
こんなに硬くはありませんでした。

エドワードグリーンの旧202ラストや
C&J製の330ラストのマスターロイドや
天神山オリジナルシューズをはじめて履いたときの
なんとも言えない心地よさも、感動もありませんでした。

この靴を購入して、価格の高さが品質の絶対的な高さと
比例するとは限らないということを、改めて学びました。


まあ、簡単にいってしまえば、
ブランドとしてのステイタスに金を払うことを
良しとするか否かということなのでしょうね。

といいながら、ジョンロブはローファーのロペスを2足、
アシュレイを1足、そしてマイアミという
デッキシューズを1足持っています。
マイアミ以外は、そこそこの履き心地なので
セミレギュラーとして、ローテーションさせています。

でも、この靴を購入したことに
後悔こそしていませんが、実は満足もしていません。

気が付くと、いままで紹介した靴で
一番厳しい表現になってしまいました。
posted by ojioji at 00:03| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月21日

マスターロイドのフィンチュレイ

このデザインはシンプルの極みです。

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すっかりご無沙汰してしまいました。
この夏はあまりに暑いので、ついついスリッポンばかり
履いてしまっていますが、久しぶりのロイドフットウエアの靴です。

ホールカットと呼ばれるワンピースのプレイントウ。
マスターロイドではフィンチュレイと呼ばれています。

誤魔化しの利かない一枚革の靴ですが、
完成度は非常に高いです。

よくロイドの革はトラが多いといわれているようですが、
この靴を見る限りでは、全くそれがありません。

330ラストとの相性も良く、なかなかいい雰囲気です。

履いていて、最初からフィット感が高く、
履き込むほどに感触が良くなっていくのは
このマスターロイドの330シリーズと
天神山オリジナルシューズが群を抜いています。

特にマスターロイドは
大量生産とハンドクラフトの中間で
よくこのクオリティをキープできるなと
感心しています。

購入は2007年の5月なので
まだ、3年ちょっとですが、いい感じで馴染んでいます。

この靴はいつまでもレギュラーローテーションで
履き続けていきたいと思っています。
posted by ojioji at 15:44| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

70年代のフローシャイム・ケンムール

私にとっての定番中の定番です。

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実は以前にもこのブログで登場したことがある
70年代のフローシャイムのKENMOORです。

60年代の同モデルとは少しシェイプが違っていますが、
革質はまだそれなりにいいと思います。

この靴の不思議なところは、
実際は重たいにもかかわらず
足入れはさほど重く感じないこと。
そして、返りがとてもいいこと。

ようするに歩きやすいという
靴としてきちんと高い機能性を発揮しているところです。

唯一の難点は、何度もいっていますが
大理石などではよく滑ること。

ヒールに100本近く打ち込まれている釘は
どうやらすべり止めではなく、飾り釘のようです。

三角の金具も、すべり止めではなく
音を楽しむためのもののようです。

これで舗装された道を歩くと、
カツカツと実にいい音がします。

でも、そろそろヒールの張り替え時期なので
普通の半ラスターのヒールにしようと思っています。

アッパーやライナーはいい状態を維持できているので
あと20年は楽勝で履けそうです。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 21:02| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

1世紀以上前のフローシャイム

履くつもりのない靴も中にはあります。

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今回は、実用でない靴のご紹介です。
古いフローシャイムのレースブーツです。

聞くところによると1900年年代初頭とのことです。
正直、アイレットの内側の革はすでにボロボロで
全く実用には適しません。

ただ、昔はこんな靴だったんだということを
お見せしたいという理由で、今回アップしました。

どうやらアッパーはカンガルーのようです。
独特の手触りというか質感で、
トウは今でも磨けばピカピカに光ります。

シューレースも当時のままで、
先端はスティール製になっています。

この当時はベベルトウエストは当たり前だったようで
物凄くくびれていて細いのが特徴です。

ただ、ヴァンプ部分はかなりひび割れています。

なんといっても、ロゴの刺繍がきれいです。
履き口の淵にも、刺繍がしてあって、そのアンティークな
デザインにとても魅せられてしまい、つい購入してしまいました。

履ける靴しか買わないつもりでしたが、
こういう間違いを冒すときもあります。

でも、決して悪いとも思いませんし、
後悔もしていません。

とにかく好きでやっているのですから。
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 14:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

旧いジョンストン&マーフィーのフルブローグ

とにかく、クラッシックな面構えの靴です。

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詳しくは良くわからないのですが、
おそらく作られてから軽く半世紀は経過している
ジョンストン&マーフィーのフルブローグです。

この頃の靴の特徴なのでしょうか。それとも
ジョンストン&マーフィーならではの意匠なのでしょうか。

とにかくブローギングの穴飾りが小さいのが特徴です。
それが独特の雰囲気を醸し出していて、
ちょっと気分を変えたい時に、この靴をセレクトしています。

しかし、ひとことでフルブローグといっても
各社でいろいろなデザインがあります。

ジョンストン&マーフィーに限っても、
履き口の周りにブローギングがあるものと、ないもの、
飾りステッチがシングルのもの、ダブルのもの、
バンプのブローギングとヒールカップのブローギングが
重なっているもの、重なっていないものなど
本当に節操がないくらい、多種多様です。

ちなみにこの靴は履き口のまわりにブローギングがない
イギリスのフルブローグとは一線を画したデザインなので
そこはかとなく上品な雰囲気を醸し出しています。
(と私は思っています)

これで6アイレットもしくは7アイレットだったら
完璧なのにと思っていたりはしますが、

まあ、私にとっては大切な靴のひとつであることは
間違いありません。

それにしても、この頃の革はきめ細かいのにタフで
つくづくいい革だと感心します。

できればあと50年、大切に履き続けたいと思います。
(靴よりも自分の方が先に逝くかもしれませんが…)
ラベル:アメリカ靴
posted by ojioji at 00:37| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アレンエドモンズのバーウィック

清涼感がある不思議な面持ちに惚れました。

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今回はこの季節に良く履く靴のひとつ、
アレンエドモンズの2トーン・タッセルスリッポン・バーウィックを
ご紹介させていただきます。

素材は白い部分が油絵用のような荒目のキャンパスで
濃茶はきめ細かなカーフの表革です。

このキャンパスのほかにはない独特な雰囲気に魅せられて
思わず大枚を叩いて購入してしまいました。

私は比較的服装が自由な業界に所属しているので
平気でビジネスにこの靴を履いていたりします。

実はタッセルスリッポンは、サイズやラストが合わないと
靴も足も両方痛めてしまいやすい、フィッティングの難しい
デザインなのですが、辛うじてこの靴はジャストフィットでした。

アレンエドモンズ全般の特徴ですが
フィット感は軽いですし、ことのほか歩きやすいですね。

先日も猛暑の中、東京駅八重洲口から赤坂まで
この靴でウォーキングをしましたが、快適でした。
日比谷公園など日陰を選んで歩くと、気持ちがいいものです。

不思議とこの靴を見るみなさんは必ず
「涼しそうな靴ですね」とおっしゃいます。

正直、履いている本人は涼しいとは思わないのですが、
見る人を涼ませていると考えると、
意外と社会貢献度の高い靴なのかもしれませんね。
posted by ojioji at 00:15| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

マスターロイドのバークレイ

この無難さが重宝しています。

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今回は1年を通してよく履いている定番靴
マスターロイドのセミブローグ・バークレイをご紹介します。

セミブローグのデザインは、エドワードグリーンの
カドガンの方がいいと思っているのですが、

履き心地、革の質、使い勝手のよさ、
コストパフォーマンスなど総合的に考えると
こちらのバークレイの方が数段上だと思います。

そういえば、エドワードグリーンにも同名の靴がありますが
あちらはパンチドキャップでしたね。

この靴は、というかセミブローグはある意味完成された
デザインですし、いろいろなシチュエーションにも
対応できるのでとても便利です。
程よく渋い濃茶も適応力がありますし、本当に重宝しています。

2006年の購入ですので、今年で4年目。
まだまだ若いですが、これからじっくり履き込んで
成熟させていきたいと思っています。

ひと日記で毎週紹介されている横浜信濃屋の白井さんの靴は
どれもが手入れが良く、
実に理想的なエイジングがなされた靴ばかり。
毎回、拝見しながら溜息ばかりをついていますが、

いずれはそれらの靴と同様に、
しっかり育てていきたいと思います。

それにしても、白井さんがISAIAのオレンジの
アンコンジャケットに合わせていらっしゃった、
ナイロンメッシュの2トーンのフルブローグ。
めちゃくちゃいい感じだったなあ。(溜息)
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 23:57| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

エドワードグリーンのデンベイコンビ

この時期は、やたら重宝しています。

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最近、なぜかバタバタしていて、
ついつい更新が疎かになってしまっていて
本当にすみません。

今回ご紹介するのは、エドワードグリーンのデンベイ。
チェスナッツアンティークのカーフと
ベージュキャンバスの2トーンです。

写真が下手なので、トウ部分がやけに黒ずんで見えますが、
実際はここまで濃いグレデーションではありません。

ラストは、本当は202がいいなと思っていたのですが、
最近は202を置いているところがあまりなく、
ちょっとロングノーズ気味で、スクエアトウの808です。

6月に入り、熱い日が続いていますが
こういう時期に本当に重宝します。

意外に何にでも合わせやすいのも、気に入っています。
紺ブレ・チノーズに合わせたり、
ポロシャツ・デニムに合わせたり、
結構それなりにはまるんです。

難点は、キャンパス部分が汚れやすいこと、
そして、独特の奇妙なシワができること。
キャンパスを革に張り付けているのですが、
それが少し剥がれたりして、通常の革とは違った
起伏の激しいシワになるのです。

また、こればかりは仕方がないので
そんなもんだと思って履くようにしています。

汚れも、基本的にはサドルソープを使って
キャンパス部分だけ水洗いをしています。

歯ブラシを使ってブラッシングすれば、
カーフ部分を擦ることなくきれいに洗えます。

ソープの泡は湿らせたスポンジでこそぎ取り、
さらに硬く絞った布で水分を拭き取り、
風通しのいい場所で陰干しすれば、きれいに生き返ります。

今回は靴の紹介というよりは
キャンパスの洗い方・手入れ方法の紹介になってしまいました。

でも、効果は覿面なので是非、トライしてみてください。
posted by ojioji at 14:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

白井さんと同じ?ジョンストン&マーフィーのフルブローグ

育て甲斐のある靴だと思っています。

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とんだご無沙汰をしてしまいました。すみません。
5/22にブログ:ひと日記にアップされていた
白井さん
がお履きになっていたジョンストン&マーフィーを見て、

小さなパーフォレーションといい、
普通なら1本のところ、2本ある
サイドのスワンネックのステッチが似てるなと思い、
思わずアップさせていただきました。

デッドストックのものをとある知り合いから
譲ってもらったシロモノですが、
たぶん1950〜1960年代のものだと思います。

良く見ると、白井さんのものとは
トウシェイプもメダリオンのデザインも微妙に違うのですが、
まあ、このころのジョンストン&マーフィーは
本当にいい靴を作っていたと思います。

蛇足ですが、3枚目の画像のソックシートのロゴは
あまり見ないデザインですが、
これはこれで結構カッコイイと思っています。

実はこのデザインの色違いで、
チェスナッツをもう一足所有しています。
これは折を見て、また後日紹介させていただきます。

惜しいのは5アイレットであること。
履き口の狭い、旧き良きスタイルなので
絶対、6アイレットの方が見た目も良かったと思います。

サイドのブローグのラインやコバの張り方は
本当に惚れ惚れします。
革質も厚めのわりに柔らかくタフな感じなので
あとは白井さんのように履き込んで、
しっかり育てていきたいと思います。

といいながら、
所有している靴が多すぎて、
じっくり育てるにはあまりにも時間が掛かってしまうのが
いまの一番の悩みだったりしています。
posted by ojioji at 01:39| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月06日

アレンエドモンズのマクニール

いろんな意味で安定感のある靴です。

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今回はじっくり育てて、いい感じで年季の入った
アレンエドモンズのロングウイングチップ・マクニールです。

フローシャイムのケンムールと並んで
アメリカを代表するドレスシューズとして君臨する
いまだに生産が続けられている、由緒正しきロングウイングです。

これは彼此30年ほど前のもので、
革質も良く、酷使をしたにもかかわらず、良く光ります。
というか、履き込んでいてもきれいに磨かれた靴は
なんともいえない魅力がありますよね。

ソールもなめしがいいせいか、減りが少なく
ヒールこそ2回リペアしましたが、
ソールはいまだに現役で頑張っています。

私が毎日欠かさず見ている人気ブログ・ひと日記の
白井さんのコーディネートで
紹介されているナンブッシュのロングウイングに比べれば
その風合いはまだまだですが、
私のコレクションの中では、熟成されている方です。

革の色も、もっとエイコンに近い明るい中茶だったのですが
手入れを重ねるごとに色合いが深みを増し、
味わいのある濃茶になりつつあります。

育てて楽しい靴なので、まだまだしばらくは
じっくり付き合っていきたいと思っています。

この前、Tシャツに
エンブレム入りのチルデンベストを羽織り、
チノーズにこの靴を合わせたら、
あるセレクトショップの店員さんに
「いい合わせですね」と言われました。

案外、時代を感じさせない靴なのかもしれません。
今後もすこしはずしを楽しみたいと思います。

ベースがしっかりしているデザインだからこそ
いろいろ冒険してみてもいいかなとも思っています。
posted by ojioji at 20:04| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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