2010年02月23日

マスターロイドのKEMBLEスエード

この靴も私の大好きな
マスターロイドのゲリラ的企画の逸品です。


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2006年の1月に
ロイドフットウェア銀座店で購入した
マスターロイドのKEMBLEです。

エドワードグリーンでいえば
プリマスと同じで、
いわゆるアデレイドタイプの
フルブローグです。

通常は茶か黒の表革なのですが、
時々ロイドが展開する企画品で、
毛足の長いスエードでスペードソールの
別注品になります。

こういう稀少価値に私はめちゃくちゃ弱いです。
実際、いまこれと同じ靴を手に入れようとすると
MTO(Made TO Order)になってしまうため
時間とコストが掛かってしまいます。


かれこれ5年が経過しているのに
まだまだ新品のようで、
ちょっと気恥ずかしい感じです。

履きジワによる擦れから
ヴァンプ部分に筋が入るのがイヤなので
少し緩めのフィッティングをしたら

思った通り、全く履きジワによる線が入りません。

それは有難いのですが、
エイジングという意味では、遅々として進まず、
いい感じでへたってくれません。

こういうスエードほど、
ヘタリ感が大切なんですよね。
でも、だからといって乱暴に履くつもりはありません。

長く大切に履いて、
いい感じでエイジングさせるのが自分の理想です。


銀座天神山の顧客同士として知り合った
hitoさんがご自身のブログで紹介していらっしゃる
横浜信濃屋の白井さんがお召しになっている
シルヴァーノラッタンツィのスエード靴
まさにその理想といえるでしょう。

まだまだ年期が足りませんが、
しっかり育てていきたいと思います。

そういえば、天神山のオリジナルシューズの
スエードセミブローグが遂に完成しました。

デザインといい、フィッティングといい
非の打ちどころのない靴でした。

旧き良き時代のアメリカ靴の
雰囲気を見事に表現したスタイルで
しかも、縫製もまた当時の
クラフツマンシップそのままの繊細さ。

さらに日本人ならではの緻密さが加わり、
素晴らしい完成度だと思っています。

さらには一時期、信濃屋が伊・ペロンペロン
別注をかけた銘品・スエードのパンチドキャップにも
相通ずるものがあるように思いました。

近日アップしようと思いますので、お楽しみに。

ロングノーズは嫌いだ。
クラッシックで大人の雰囲気が漂い、
かつ長く履いてエイジングを楽しみたい。
という方は是非、天神山を覗いてみてください。
ラベル:イギリス靴
posted by ojioji at 00:10| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

素敵なシルエットですね。
つま先の平面、側面良いですねー
私のディスプレイではかなり濃いめの茶色…コーヒーブラウン?
こういう感じの茶がなかなか有りませんね!
今、ロイドのスエード・フルブローグを履いてこの文章を書いて居ますが、おじおじさんのものと比べると恥ずかしい位です。
Posted by musselwhite at 2010年02月26日 09:16
musselwhiteさん、コメントありがとうございます。ご指摘の通り、濃い目のコーヒーブラウンの毛足の長いスエードです。毛足が長いので、指でなぞると毛の向きによって色が微妙に変わるので、嫌がる客もいるとロイドの方がおっしゃってました。本当はこれこそ上質なスエードなのですが…。
Posted by ojioji at 2010年02月27日 01:07
 こんにちは。いやあ、素晴らしいマスターロイドの数々・・・。私は年に一度しか東京に行きませんので、このような企画品にはなかなか出会えませんね。

 実は私はスエードも苦手(ロングノーズだけでなく)としておりまして・・・。しかしアンチスエードではありません。スエードのあの温もりというか、手触りというか、そういうものは大好きなんです。

 でも手入れが苦手で・・・。スエードは実は手入れは簡単だという話も聞いたことがありますが、スムースレザーのような手入れはできないですからね。ずっと昔もっていたスエード靴(薄いベージュ色)は、汚れがついたときにいろいろやってみましたが満足する汚れ落ちではなかったし、逆に色があせたり、毛足が短くなったりしました。それで私には「手入れが面倒」という印象があるのです。だから現在は一足も持っていません。でも画像のマスターロイドはカッコいいですね。これくらい濃い色だったら汚れもあまり気にならないかもしれませんね。

ところで、先日私が新しく購入したマスターロイドのダウニングですが、現在、調整に出しています。
 右足の履きジワがかなり深くはいり、屈曲するたびに薬指の先端にあたってとても痛いのです。左足を踏み出すたびに右足は屈曲するのですから、もう痛くて痛くて履けません。
 今は、皺のところを揉み込んで柔らかくしてもらっています。それでも解消しなかったら、次は靴内部全体に敷かれているシューソックを取り外して、ハーフソックにすることになります。それで履き込んでいけば大丈夫でしょう。
 それにしても、同じ木型のスーリー(キャップトゥ)は痛いところは全くなく、いい感じで足になじんでいきましたが、キャップトゥがフルブローグにかわっただけで、足馴染みがこんなにも違うものなんですね。革の違いもあるかもしれません。ダウニングの方が明らかに革が硬いと感じます。2足目のマスターロイド、これからの成長を期待しているところです。
Posted by naokenta at 2010年02月27日 14:18
naokentaさん、コメントありがとうございます。私もスエードは手入れをしても思い通りにいかないというストレスが一時期ありましたが、最近は逆にそれがおもしろいと思ってきました。少し毛が寝ていたり、色があせたりといったエイジングを楽しもうと思えるようになりました。コバさえきれいにしていれば、そんなに汚らしくはならないものだと思います。

また、同じラストで同じサイズであっても、履き心地は違うものです。私もキャップトウよりフルブローグの方がタイトな感じです。フルソックをハーフソックにすれば、その分足が前にいくので、かなり楽になると思います。革一枚違うだけで随分違いますから。そういうところも含めて、育てていくっていうのがおもしろいのだと思います。
Posted by ojioji at 2010年02月28日 00:58
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