2009年11月16日

ウエストンのオーストリッチのローファー

太鼓のように
歩くたびに音がします。


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かれこれ20年前になりますが、
オーストリッチという素材に
やたら興味があり、

鞄や財布などよりも
やっぱり靴でオーストリッチ素材が欲しいと思い、
大枚を叩いて買ったのが、
このウエストンのローファーです。

当時、オーストリッチの
靴を手掛けているメーカーが、
バリーとかモレスキーなどの
イタリアのマッケイ系が主流だった中で、

唯一トラディショナル系で作っていたのが
ウエストンでした。

当時の私の1か月分の給料より若干上と
かなりいいお値段でしたが、
こんなこと若いうちじゃなければ
できないと思い、思いきりました。

履き心地は、ジャストサイズなので
決して悪くないのですが、
革質が乾燥しているせいか、
甲からつま先にかけての部分が
歩くたびに太鼓を軽く叩いたような
ポコポコという音がします。

つま先から着地した時に革がたわみ、
つま先が地面から離れ、革が伸びた瞬間に
ポコとなんともいえない
情けない太鼓のような音がするんです。

都心の雑踏の中では、
そんな音はかき消されてしまうので
全然問題ないのですが、

私の住まいがある片田舎では、
特に夜道はやたら音が響いて、
前を歩いている人が振り向いてしまいます。

そもそも、そんなに出動回数の多い靴ではないのですが、
履く時は、覚悟を決めなくてはいけないという
私のコレクションの中では、
もっとも不思議な靴になってしまいました。

ウエストンの店員の方にも聞いたのですが、
ジャストフィットだからしょうがないとのこと。

そんなわけで、心に余裕がある休日の日に、
ときどき、あえてオーストリッチ音を楽しんでいたりします。

できの悪い靴ですが、それがまたかわいかったりします。

なにしろ、とんでもない大枚を叩いてまで買った靴ですから。
タグ:フランス靴
posted by ojioji at 01:15| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 靴の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんにちはおじおじさん!

 ポコポコという音におかしみとおじおじさんのご愛着を感じます。天神山オリジナルシューズも見せて頂く度に完成度とIさんの情熱が増し、Iさんの鼻息音もいとおかしです笑。

 信濃屋オリジナル・Uチップを拙ブログでアップさせていただきました。是非ご覧下さい。

 では。
Posted by hito0815 at 2009年11月16日 19:43
hito0815さん
早速ブログでUチップを拝見しました。
4本のステッチがさりげなく主張していて
いい感じです。

天神山のオリジナルシューズも
完成度が高くなっていますし、
日本のオーダーシューズも
なんだか賑やかになってきました。
ありがたいことです。

ミッドセンチュリーのアメリカ靴は
ほかでは見ることのできない
色気と味わいがあるので、
信濃屋さんにも天神山さんにも
是非、再現してもらいたいと思っています。
Posted by ojioji at 2009年11月17日 15:54
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